横手自動車学校 7日目
仮免検定と初の路上
ついにやってきてしまった・・・。恐怖の仮免検定の日が。
朝から緊張しっぱなしで朝食もあまりのどを通らない。教習所に着くと早速視力検査をし、コース説明を受けた。検定コースは坂道・踏切・S字・クランク・交差点・・・。すべて今まで嫌というほど練習をしてきた所を通るわけだが、緊張していてうまく走れるかがとても心配だった。
まずは、他の教習生が運転する車の後部座席に座り、教官と共に検定を見守ることになった。コースを覚えることに必死で、他の人の運転技術はあまり見ていなかった。
いよいよ私の番になった。検定中、終始頭の中は真っ白で、どのように運転していたかなどは全く覚えていない。しかしS字やクランクでは脱輪することなく進めた。続けて学科試験が行われた。学科は毎日勉強していたので、自信があった。しかしテストを進めていくと、やはりひっかかる問題がいくつかあった。何度も見直しをして、テストを終わらせる。
それから10分弱ほどで早くも合格発表が行われた。教官がホワイトボードに受験番号を書いていく。その中に私の受験番号があった。「ここに書いた受験番号の人は100点で、皆合格!!」
一瞬「え?!」と何が起こったかわからなかったが、とりあえず学科は100点で合格でき、無事に仮免を取得することができたのだ!!この喜びを家族・友人皆に報告した。
浮かれていると、その後すぐに実技で路上に出ることになった。
朝から仮免の事しか頭になく、路上に出る心の準備などするヒマもなかったのに・・。
教習所を出て路上で一歩出ると、当たり前だが一般車が速度を上げてたくさん走行している。最初はおそるおそる速度を上げていたが、周りの車に合わせながら走っていると、意外にスピードを上げて走っている感覚も薄れ、なじむ事ができた。
今日は朝から晩まで緊張しっぱなしで、とても疲れた。
仮免合格おめでとうございます。
学科満点とは、すごいですね。この体験記からも様子がよく伝わってきますが、M・Sさんは、毎日コツコツ続けていた勉強が見事結果につながりましたね。「自己学習が大事」と2日目にレポートしてくれましたが、それを実践しているということは、とても感心なことです。
M・Sさん/ 神奈川県在住23才
横手自動車学校